当院のリハビリテーション科には、およそ50名の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍し、医師の指示のもとで各職種がリハビリテーションを提供しております。
当院のリハビリテーションは大きく分類すると、入院リハビリテーション・外来リハビリテーション・訪問リハビリテーションの3つの機能を有しております。さらに入院リハビリテーションでは、回復期リハビリテーション病棟や療養病棟、障害者病棟、地域包括ケア病棟など、各病棟の特色を活かし患者様のご病態に合わせた目標を設定することで、適切なリハビリテーションを提供できるよう配慮しております。このように、当院では障害の亜急性期、回復期から慢性期に至るまでの幅広い病期に対応したリハビリテーションを提供することが可能であり、入院から在宅、また医療から介護に至るまでの、一貫性のあるシームレスなリハビリテーションを提供できるよう取り組んでおります。
また、リハビリテーションの対象は、脳血管疾患・整形疾患だけでなく、呼吸器疾患や循環器疾患などの内部障害の患者様に対しても積極的にリハビリテーションを実施しており、特に透析患者に対する運動療法として近年着目されつつある、腎臓リハビリテーションや、発達障害児に対する小児リハビリテーションについても、専用の機器やリハビリテーション室を用意し、充実した環境でリハビリテーションをおこなうことが可能です。
患者様ならびにご家族様の日常生活がすこしでも快適となるように、スタッフ一同ご協力させていただきますのでお願い致します。 |