放射線科は常勤3名、パート1名、非常勤1名の計5名で業務を行っております。
当院では、一般撮影装置(X線撮影)、64列マルチスライスCT撮影装置2台、1.5TのMRI装置、骨密度測定装置(DEXA撮影装置)を設置しています。
一般撮影には、FPD装置を用いています。
この装置は画像をデジタル化するもので、画像が出来上がるのもCR装置に比べて格段に速いので検査時間の短縮が出来、コンピュータ処理によって画質の調整も行う事が出来ます。
CT撮影装置はX線を3次元的にデータ収集する装置で、後からコンピュータ処理によって3D画像やMPR画像(再構成された多くの断面)など、いろいろな画像を作成できます。
MRI装置は放射線を使わずに磁気の力でデータを収集するため、放射線被ばくはありません。
また、CT検査・X線検査では見えにくかったものがよく見えたりします。たとえば腰椎の椎間板ヘルニアなどで椎間板が神経を圧迫している様子や、造影剤を使わずに頭の血管を描出したりすることが出来ます。頭部MRIを用いて、脳萎縮の度合いを計算し、アルツハイマー型認知症の診断の補助を行う事も可能です。
それぞれの装置に長所短所があり、どちらがより精密な検査かというのは病変によって変わります。私たち放射線科は依頼された検査や病変などから何を必要とされているかを考え、より高質な診断の手助けが出来るような画像を提供しつつ、患者様にできるだけ苦痛が無いようにと心掛けて日々の業務に取り組んでおります。
認知症検査解析結果レポート
(VSRAD advance)
栄養科では患者様にとって食事が入院生活の楽しみとなるよう、日々食事作り・栄養管理に励んでいます。その中で塩分制限やエネルギー制限のタンパク質制限の必要な患者様には、病気にあわせた治療食を提供しております。また患者様に食べやすいようにソフト食や極刻み食、嚥下ピラミッドにあわせた食事の形態を取り入れています。
入院時食事療養T に基づいた食事管理を行っております。
月に一度は、手作りのカードと共に行事食という特別メニューをお出ししています。病院に入院中でも季節感を味わっていただけるよう旬の食材を取り入れたり、当院の管理栄養士・調理師でどうすれば患者様に喜んでいただけるか考えながら、メニューを考えています。
1月 | 正月メニュー | 7月 | 七夕・土用の丑の日 |
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2月 | 節分・バレンタイン | 8月 | 暑中見舞い |
3月 | 開院記念メニュー・ひなまつり | 9月 | 敬老の日 |
4月 | お花見弁当 | 10月 | 秋の味覚・ハロウィン |
5月 | 母の日 | 11月 | 秋の行楽弁当 |
6月 | 父の日 | 12月 | クリスマス/大晦日 |
病院の医療事務業務全般を担う部署が医事課になります。
ポートアイランド病院に来院された方と最初にお会いするところであり、患者さまと医療スタッフの間を取り持つ役割を担っています。来院された方が抱えている病気などの不安を少しでも和らげ、より良い信頼関係を保てるよう、つねに患者様の立場に立って、考え、行動できるよう、医事課職員一人一人が日々努めています。
窓口での患者様の対応や、外来診療費の計算や金銭授受、患者さまからの問い合わせや、電話対応を行っています。
入退院に関する手続きや入院診療費の請求業務を行っています。高額になりがちな入院医療費に対し、公費や限度額認定証などの案内や確認も行っています。
患者さまに行った診療行為に対して、診療報酬を算定し、被保険者証に定められた負担率に従い、患者さまから患者負担額を徴収しています。患者さまから徴収しなかった残りの診療報酬を1ヵ月分まとめて診療報酬明細書(レセプト)を作成し、保険者へ請求しています。
医事課に集約される病院内の膨大な情報を統計しています。患者数(外来・入院)、入院ベッドの稼働状況、診療収入などの情報をまとめています。保険請求業務と同様、病院経営において事務の心臓部となる重要なお仕事です。
診療の際に発生する患者さまの情報がまとめられた診療録の情報を管理しています。診療記録の点検や監査、院内各部署に対する診療情報の提供を行っています。
当院は、平成26年4月1日より外来の処方が院外処方せんとなりました。
それに伴い病棟のチーム医療に薬剤師が参加することになりました。