LSVT

LSVTエルエスブイティー・プログラム

パーキンソン病に対するリハビリテーション

LSVT(Lee Silverman Voice Treatment)プログラムを導入しました。
2025年1月より、当院では入院中の対象者様に対し、パーキンソン病に特化したリハビリテーション「LSVT BIG」の提供を開始しました。
2025年12月より「LSVT LOUD」の提供も開始しました。

LSVTとは?

アメリカで考案された、パーキンソン病の諸症状に対するリハビリテーションプログラムです。
LSVT BIGでは、動作の大きさに焦点を当て、身体機能を改善し、症状進行を遅らせる可能性があります。
LSVT LOUDでは、声の大きさに焦点を当て、声を大きく出す習慣を身につけて、日常会話の音声と発話の両方を改善していきます。

LSVT BIGの効果とは?

研究では、治療を受けたパーキンソン病患者の運動機能の試験成績が改善したことや、治療終了後から16週間後も効果が維持されるなどの報告があります。
歩行の歩幅、スピードの向上、バランスの改善、寝返りなど日常生活動作の改善等が期待されます。

LSVT LOUDの効果とは?

パーキンソン病患者の音声及び、発話障害に対する治療法として、治療の前後で比較すると、患者の90%で音声の大きさが改善したことや、患者のおよそ70%が治療後12ヵ月から24ヵ月間にわたって治療による改善効果が維持されたなどの報告があります。また、全ての患者からコミュニケーション能力が改善したと報告されています。

実施方法
期間:4週間の入院集中プログラム
回数:週4回×60分(計16回)
対応:認定療法士によるマンツーマン指導

LSVT BIG認定セラピスト ・松田 大哉(まつだ ひろや)
・理学療法士/脳卒中認定理学療法士/3学会合同呼吸療法認定士
動きやすい体を手に入れましょう。分かりやすい指導を心がけます。

LSVT BIG認定セラピスト ・小山 光貴(おやま こうき)
・理学療法士/3学会合同呼吸療法認定士/福祉住環境コーディネーター2級/認知症ケア専門士
大きい運動を心がけた指導をします。一緒に頑張りましょう。

LSVT LOUD認定セラピスト ・山岸 紗季(やまぎし さき)
・言語聴覚士
一緒に大きな声を出しましょう。

入院中の1日の流れ

LSVT BIGまたはLSVT LOUDいずれか片方のプログラムを受ける場合

LSVT LOUDとLSVT BIGの両方のプログラムを受ける場合

4週間のステップと目標

こんな方におすすめ

最近、こんなことを感じていませんか? 1.動きにくくなってきた
2.転ぶことが増えてきた
3.日常生活の動作が小さくなってきた
そんな方に、LSVT BIGがおすすめです。

1.声が小さくなってきたと感じる
2.話すと疲れやすく、長く会話することが難しくなってきた
3.周囲の人から聞き返されることが増えた
そんな方に、LSVT LOUDがおすすめです。
介入までの流れ
01地域連携室へご相談、または外来診察の受診
まずはお気軽にご相談ください。

地域連携室の電話番号:078-381-8271

注意事項
  • 症状が安定していること(服薬の調整が出来ている事)
  • リハビリや自主訓練に意欲的であること
  • 約1か月間の入院が可能である事

02症状の確認・服薬調整などを経て、入院日を決定
医師が状態を確認し、安心してご入院いただけるように準備します。

03入院翌日からLSVTプログラムを開始
「認定セラピスト」と完全個別にて実施します。
(1時間/日×週4日を4週間継続)

04退院時には、今後の定期的な入院のご相談も可能です
退院時には今後の定期的な入院の相談もさせてもらいます。

実際の効果(LSVT BIG)
  • Functional Balance Scaleとは、立つ、座る、振り向く、片足で立つなど、14の動作を行いバランスの安定度を56点満点で調べます。得点が低いほど転倒の危険が高まるため、転倒予防や安全な生活のための目安になります。

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  • 10m歩行テストとは、10mの距離を歩く速さを測定します。歩行速度は健康状態や自立度の大切な指標です。

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  • Timed Up and Go Testとは、椅子から立ち上がり、3m先まで歩いて戻り、再び座るまでの時間を測ります。立ち上がる力、歩行、方向転換など移動全体の能力を簡単に評価でき、転倒リスクの予測にも役立ちます。

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体験者の声
パーキンソン病を発症してから6年目を迎えて病状の進行具合が深刻になっていると感じ、リハビリをきちんと始めるには今しかないと思い、入院することを決めました。
近年では考えられないほどに体を動かし、2週間ほどで動きがスムーズになってきたと感じ、自信になり俄然やる気がでました。
  • 大きく動作を繰り返すことでスムーズな歩行が可能となり、立っている時のふらつきや前屈姿勢も少なく、足の爪も切ることができるようになり、LSVTと共にパーキンソン病に立ち向う気持ちも沸いてきました。
  • リハビリは大変だけれど成果を少しでも実感できたことは、ここで得た最大の成果だと思います。
  • パーキンソン病に特化したりハビリをやってみたいという思いが叶った長くもあり短くもあった4週間でした。

気軽にスタッフへお問い合わせください
078-303-6123(代表)

当院は敷地内全面禁煙となっております。受動喫煙防止にご協力ください。

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