一般財団法人神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院は平成24年3月に開設いたしました。中央市民病院や近隣の急性期病院の後方支援病院として受け入れをさせていただいております。
開設から6年迎えようとしています。 当院は、「ひかりかがやく心身であれ」、「患者様の立場に立って考えよ」、「責任をもって行動せよ」の理念のもと管理しています。 病棟としては、一般病棟7北41床・障害者病棟7西31床・回復期リハビリテーション病棟7東38床・地域包括病棟8南34床・療養病棟8西34床・北34床の計212床になります。 現在、病棟稼働率は85%から90%を維持してします。 また平成29年1月には訪問看護ステーションを開設しました。 これまで以上に地域に根ざした、地域密着型の医療を提供できるように連携を図っています。

 ハード面・ソフト面については、H27年病院機能評価3r-G取得、またISO9001(2015版)を毎年更新しています。

 看護部教育は、教育担当者を配置しクリニカルラダーで教育しています。年間を通して教育担当者が看護師・看護助手・クラーク・ドクターズクラーク・救命士・歯科衛生士・看護管理者の教育を計画し研修を実施しています。現場においては、教育担当者が中途採用者に不安を抱かせないようにサポートに入ります。離職率は10%前後で、現状は第二新卒までの採用ですが、今後新卒看護師の採用を視野に入れて採用して行きます。今後も地域に愛される病院づくりに貢献してまいります。
一般財団病院 神戸マリナーズ厚生会
ポートアイランド病院
統括看護部長 西野 初江
1、患者さまの信頼と満足が得られる、安心と安全な看護を提供します。
2、地域と連携し、急性期から在宅への橋渡しを支援します。
3、専門職業人として質の高い看護を提供するために、常に自己研鑽に努めます。
4、他職種と協働し、働きがいのある職場づくりに努めます。
5、健全な病院経営に参画します。
ポートアイランド病院の教育方針はひかりメデイカルグループのクリニカルラダーで、 看護師、介護士、クラーク、歯科衛生士教育を行っています。病院全体として職員の知識・技術向上を目的に教育・研修会を年間通じて行っています。 興味の持てる実践に役立つ教育・訓練をとの思いから、今年はBLS/PILS講習会を行い週 2回ACLSインストラクターから教育・訓練を受けています。BLS/ACLSを習得する事により急変時の対応がエビデンスに基づいて出来る人材が育っています。今年は約30名誕生する予定です。教育委員会(看護部教育委員会含む)は他の部署と連携を取りながら職員教育進めています。
院内保育所「ひかりの子保育所」では、ポートアイランド病院に勤務される職員のお子様をお預かりしています。
対象は生6ヶ月から小学校3年生までで、24時間保育を実施しています。
また、幼稚園児や小学生の長期休暇中の受け入れも行っています。
詳細につきましては院内保育所のページをご参照ください。
一般病棟
7階北病棟は、病床数41床の一般病棟です。脳血管疾患、整形外科の術後回復期、透析、胃瘻造設目的等、様々な疾患の患者様の入院を受け入れています。医師、地域連携室、その他関連部署とのコミュニケーションを密に図り、24時間緊急入院を受け入れるための体制を整えています。また、障害者病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟への患者様の転出、入院から退院までの支援等、患者様一人ひとりに合わせた治療、看護の提供を行っています。入退院が多く、多忙な病棟ではありますが看護師をはじめ、看護助手、クラーク病棟スタッフ全員で協力し、患者様が安全・安楽に入院生活が送れるよう日々業務に努めています。今後も当病院の中枢を担う病棟として、よりよい医療、看護の提供を行っていきたいと思います。
障害者病棟は、パーキンソン病・筋委縮性側索硬化症などの神経難病・脳卒中などの意識障害のある寝たきり患者様の入院を対象にした病棟です。「患者様・家族の身になって安全に安心して頂ける看護を提供する」為に日々の看護を行っています。
ベッド数31床(呼吸器患者3床含む)の10:1看護基準を運用し、常勤看護師13名パート看護師3名 看護助手3名 歯科衛生士1名 クラーク1名の計21名体制です。
スタッフ間のスキル向上の為に 神経難病疾患、呼吸器管理、急変時の対応などの勉強会を計画しています。認知症や意識障害の寝たきり患者様が多く、言葉の反応が得られなくても表情や動きの観察から患者様の情報交換やケアを行い 明るく協力し合う働きやすい病棟です。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者様に対して、「食べる」「歩く」「トイレに行く」等の日常生活動作能力の向上による寝たきりの予防と在宅復帰を目的とし、リハビリを集中的に行う病棟です。退院後の生活を想定した患者様の状態に合ったプログラムを考案し、日々の変化に合わせたリハビリを行っています。また、食堂での食事摂取、朝夕の更衣、月に一度のレクリエーション等、病棟での生活の中でも日常生活動作の実用性の獲得を目的とした援助を行っています。
月に一度患者様や家族様と面談を行い、現在の状態を報告・共有し、目標の再設定、問題点について検討します。また、患者様一人一人に合ったリハビリやケアを提供する為、医師・看護師・セラピスト・ソーシャルワーカー等の他職種チームでカンファレンスを行い、在宅復帰や職場復帰に向けた支援を行っています。
療養病棟は、病状の落ち着かれた患者様が療養を目的として入院される病棟です。酸素、吸引、高カロリー輸液など生命維持のための援助や、入浴、食事など日常生活援助等させていただいています。一般病棟では治療が落ち着いたが退院は不安と言う方に次の事を調整していただくところでもあります。後方支援として地域連携を中心に在宅、施設、他の療養病棟など患者様、ご家族様のご希望に沿った援助をさせていただいています。また終末期の方については心のケア、疼痛緩和など看取りの看護をさせていただいています。
地域包括ケア病棟とは手術や検査など急性期治療が終了した患者様で、すぐに自宅や施設へ帰るには不安のある患者様に対して在宅復帰に向けてのリハビリ等で準備を整える為の病棟です。入院加療により症状が改善安定した後、もう少し経過観察や在宅での療養準備が必要な方が入院対象となります。また、在宅で療養しておられる方で介護者の病気等ご家族の事情により介護が困難になった場合や、介護者が日々の介護の疲れを予防する場合等に短期入院できるレスパイト入院も受け入れています。
入院期間は状態に応じ調整しますが、転棟から60日が限度となり在宅復帰支援計画に基づき、主治医・看護師・リハビリテーションスタッフ・医療ソーシャルワーカーなどが協力して効率的に患者様の在宅復帰に向けた準備、相談などを定期的に行っていきます。
退院先としては自宅や介護施設となり、介護施設とは特別養護老人ホーム・サービス付き高齢者住宅・ケアハウス・グループホーム等で、神戸海岸特養ケアセンターも含まれます。入院期間60日に加え在宅復帰率7割以上を基準とする地域包括ケア病棟入院料(2558点)が取れるように調整しています。
チームワークの良い活気ある病棟を目指し患者様が少しでも安心して在宅復帰できるよう退院に向けてのカンファレンス等を行って、他部署との連携を密にしてチーム一丸となって、日々お手伝いができるようにと頑張っています。
現在、内科(循環器、呼吸器、消化器、糖尿、甲状腺)外来、外科外来、整形外科外来、装具外来、皮膚科外来、泌尿器科外来、心療内科外来、脳神経外科外来、禁煙外来、発達脳専門外来が開設されています。
ポートアイランド周辺の皆様が気軽にお越しいただける外来を目指して、スタッフ一同皆様が気持ちよく受診して頂けるよう頑張っています。
教育体制については、クリニカルラダーによる能力開発、看護学校の現任教員からの基礎教育、現場指導者によるOJTを行っております。
また、当院の教育委員会による定期的な学習会の開催、年に一度テーマを決定した上で各部署による症例検討会を毎月行っており、看護師としての能力の向上に努めております。
クリニカルラダーとは臨床実践能力習熟段階のことを言い、当院ではステップT〜Wに分けられています。
当院では、看護職員が段階を踏んで臨床実践能力を高めていくことを目的にクリニカルラダーを用いた能力の開発に取り組んでいます。 ラダー評価は年に1回、自己評価及び同僚の看護師・看護管理者による他者評価を行います。それらをもとに看護管理者と面接を行います。
ステップT
手順に沿った看護実践ができる
組織の一員として規律を守り行動できる
「看護者の倫理綱領」を理解することができる
臨床看護師育成システムについて理解し、意欲的に取り組むことができる
ステップU
個別性を踏まえた看護実践ができる
自己に割り当てられた役割を実践できる
看護倫理に基づいて行動できる
臨床看護師育成システムに自主的に参加できる
ステップV
看護倫理・根拠に基づいた看護実践ができる
目標達成に向けてリーダーシップが発揮できる
看護倫理上の問題に気づき問題提起できる
積極的・継続的に院内外研修に参加し、自己のキャリア開発を意識した行動ができる
ステップW
創造的な看護実践の展開と実践能力の向上に向け部署内の調整ができる
部署内の課題を明確にして問題解決のために主体的に行動できる
看護倫理問題を明確化し対処行動をとることができる
専門性を追求し自己実現を目指すことができる

クリニカルラダー継続教育体系図
教育目標
ひかりメディカルグループの看護職員として、地域に密着した看護・介護を目的とし、時代の変化の即応した質の高い看護・介護サービスを提供できる看護職員を育成する。
クリニカルラダー継続教育プログラム